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すかてと 日記

小さな森へ

おいちいお料理でお腹を満たした後はお買い物。

オリーブオイルを仕入れに、葉山のル・ボスケさんへ。
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店先に商品出したままで、『2時に帰ってきます』なんて置手紙があったり。。。
ぬるさ加減がたまらない。おきにいりのお店。

ちなみに日記のタイトルの”小さな森”は、フランス語でル・ボスケ(お店の名前)です。


お話好きのご主人と会話しながら、色々なオリーブオイルをテイスティング。
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このお店。
気に入ったオイルを必要なだけカメの中からビンに詰めて購入できる、量り売りのお店です。
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本日のお買い上げ。
イタリア産のサンタクローチェ・エキストラ ヴァージンオイル。

ご主人曰く。
手摘みで収穫後、24時間以内に石臼ですりつぶす伝統的な製法で抽出。
もちろんコールドプレスです。
(詳しくは文末のオリーブオイルのウンチク参照)

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薬草を思わせる香り。
口に含むと、最初に苦味。
そしてりんごのニュアンスの甘みを感じる、味わいのしっかりしたオイルです。

このお店では、かなりお得に購入することができます。



お買い物の後は、南郷公園で夕方のお散歩。
サッカー教室で走り足りなかったのか、公園内を走りまくる子供にビビル てと(笑)。
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ワンコの写真(2枚)


写真を撮るためにポーズを決めるてと。
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そんなてとを不思議そうに眺めていたハスキーちゃん。
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◎オリーブオイルのウンチク
ご主人が説明してくれるのですが、覚えきれない。
家に帰って、ネットで調査。自分用の覚書。


【手摘み】
最近は機械でオリーブを摘む生産者が増えているようですが、手摘みの方が、実に傷が無いか確かめながら摘むことができます。
機械ですと傷など確認できません。傷が付いたオリーブはそこから酸化や発酵が始まり、品質が落ちてしまいます。やはり品質にこだわるなら手摘みしかありません。


【石臼ですりつぶす伝統的な製法】
大きな石臼のような圧搾機を使っているということです。
最近の圧搾方法は、遠心分離機の機械を使って搾油するところが増えています。(約80%が遠心分離機)
人手もあまりかからずオリーブ大量に搾油できるからです。
しかし、実の破砕が粗く、途中で機械の動きを良くするため加熱したりすることがあるため、香りやオリーブ成分の一部を失うことがあるようです。
ですのでコストは掛かりますが昔ながらの伝統的圧搾方法を採用している生産者は20%ほど残っているようです。


【コールドプレス】
30度以上の熱をかけていない時「コールドプレス」と表示できます。
オリーブオイルは高温にすると劣化が始まり、香りや鮮度を落とすことになります。
特に圧搾方法で遠心分離機を使った場合、熱を加えた方がオイルを搾油しやすいため、かなりの高温にしてしまうメーカーもあるようです。
鮮度を気にしているメーカーは必ずこの表記(コールドプレス)があります。
by teto_rin_run | 2009-02-28 23:18 | おいちいお店、食べ物